画家と音楽家
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画家と音楽家

ARUKU

この読後感…。

ネタバレ
2022年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集です。表題作はどこまでも哀しい。画家との出逢いで音楽家としての自信を取り戻し画家から離れてしまう音楽家。音楽家は音楽だけで生きてきた世間知らずだから画家が酷く窮していた事が分からなかったのか…。泣く画家が切な過ぎた。そこがARUKU作品なのか…。ARUKU先生の描く不憫な美人受けは、どうにもならないの境遇のなかでも曇りのない瞳と心が美しくも哀しい。名もなき人のお話しは発想が素晴らしいARUKUワールドでした。ARUKU先生の作品は本当に嵌まります。
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