60億分のふたり
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60億分のふたり

でん蔵

薄い

ネタバレ
2022年12月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高評価だったのでかなり期待して読んでみたのですが、個人的には織田が香藤に執着する理由、経緯が薄く感じてしまい、しっくりきませんでした。普段、闇BLを好んで読むからかもしれませんが、展開が読めてしまい、驚きがありませんでした。また織田の狂っている様を象徴づけるセリフにもなんとなく既視感があって新鮮味がない。ただ、物語の転換の装置として超能力、SFを扱った作品はあまり見たことがなかったのでとても興味深かったです。
あっさりした印象があるのですが上下巻、または3巻まであって、じっくり展開が進めば違ったかもしれません。
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