野ばらとプリテンダー
」のレビュー

野ばらとプリテンダー

カモバーガー

重厚な絵と軽やかなお話

ネタバレ
2022年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全ページ豪華なお衣装と丁寧な作画で、これを描いた先生の労働量はどれほどのものかと、1ページ完成するまでにどのくらいの時間がかかるのだろうと、想像するだけで恐ろしくなるほどの熱量とこだわりを感じました。
母親の身投げを目の当たりにしてPTSD(明言はされていません)を患う貴族の攻ルパード様×病気の母の薬代の為庭師として出稼ぎにきた受ノア。初対面でルパード様がふっかけた偽恋人で義母撃退作戦に乗るしかなかったノア。めちゃくちゃ飲み込みが早く空気が読めて従順で赤面が可愛らしいノア!たまらーん!かわいー!オチるー!ルパード様とルパード様のお父様の喋り方がやわらかいというか優しいというか、なんか不思議な感じがしました。なんでそう感じたのかはわかりません。内容としましては、偽恋人作戦で一緒にいたら好きになっちゃうやつでした。反対勢力のお父様へノアが反撃に出たのは痛快でしたね。私なら当たりが出るまで引き金引きまくる。あのつめの甘さは貴族のおじさんだからですかね。なんか笑えました。ノアが最初から最後まで可愛くて良かったな〜!ルパード様は地雷踏むとめちゃくちゃキレて面倒な感じですが、ノアと一緒に過ごすうち角がとれて素敵なスパダリ貴族にグレードアップすることでしょう。このルパード様のお洋服はどれも豪華で重そうだなと思ってたんですが、脱いだらサイヤ人みたいにバキバキでしたね。ギャップでビックリしました。
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