1本の映画を観たよう…独特の世界観に没入





2022年12月19日
ユエンが子どもらと住む小島の海辺の静けさ・侘しさと、退廃・混沌・いん靡…そんな言葉の似合いそうな中華圏の夜の街並との対比が面白い。ユエン自身の中の澄んだ心根と青柳(ヤン)を前に漂うなんともいえない色気…それらを暗示しているよう。
ヤンの裸がまた良くて…ガチムチとまではいかないけれどもそのがっしりとした筋肉質な背中に、ユエンを想いつつ修羅場を生き抜いてきた彼の逞しさや頼り甲斐が感じられて、読んでいるこちらも毎回うっとり。
新鋭作家さまとは信じられないほどに背景やユエンやヤンの纏う衣装などの描写が精密で、物語としても1冊に綺麗にまとまりつつ、でも駆け足感があるわけではなく何度かのふたりの絡みも濃厚なので満足感もしっかり味わえる。もっと下さい…というよりは、この1冊を何度も何度も読み返していこうと思える作品。要するに、超絶オススメ!ということです。
ヤンの裸がまた良くて…ガチムチとまではいかないけれどもそのがっしりとした筋肉質な背中に、ユエンを想いつつ修羅場を生き抜いてきた彼の逞しさや頼り甲斐が感じられて、読んでいるこちらも毎回うっとり。
新鋭作家さまとは信じられないほどに背景やユエンやヤンの纏う衣装などの描写が精密で、物語としても1冊に綺麗にまとまりつつ、でも駆け足感があるわけではなく何度かのふたりの絡みも濃厚なので満足感もしっかり味わえる。もっと下さい…というよりは、この1冊を何度も何度も読み返していこうと思える作品。要するに、超絶オススメ!ということです。

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