このレビューはネタバレを含みます▼
4巻まで読みました。以下4巻の感想。
1〜3巻とは異なりお芝居の場面がほぼない分、主人公2人の大学生頃のエピソードや、家庭環境の描写が主軸です。これによって、以前から2人が互いに互いを気にしていたことがよくうかがえ、1巻の展開が決して唐突なものではないと納得できました。学生当時、互いに一緒に芝居をする夢を見ていたことや、どうしても容姿が注目されがちな羽山の芝居を好きだという白崎、その白崎に対して、羽山も一種の憧れのような気持ちを抱いていたエピソードが印象的です。
相変わらず絵は綺麗で、特に睫毛のバサバサ感に見入ってしまいます。全体として落ち着いたストーリー展開も良いと思います。