このレビューはネタバレを含みます▼
読み応えも感動もあり、途中まではとても面白かったです。不安と嫉妬で変になりそうな羽花の台詞は愛おしく思えたし、お父さんを説得するお友達の話はグッときました。けれど付き合って暫くしてから主人公が落ち込む→感動して泣く。話毎に最後は必ず決め台詞。のような展開があまりにもパターン化しすぎていて、あと何回繰り返すんだ?ともう世界観に入り込めなくなってしまいました。違和感のある行動や台詞も多く、完全に冷めてしまいました。
もう少し早い段階で完結していれば、喪失感を伴うような良作になったのではないでしょうか。中盤まで良かっただけに非常に残念です。もう読み返すことはありません。