唇はエゴイスティック
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唇はエゴイスティック

藤河るり

胸熱ってこういう事言うのよね

ネタバレ
2022年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 藤河るり先生の作品で、読んで無かったとは。。。クーポンもあったのでポチッ!
素敵なお話でした。
イタリアの老舗メーカーで有名なブランド会社の若き社長のカルロと日本の製靴業を生業にしている中小企業の吉野のお話。
亡き父が靴職人として働いてた会社に、勤めてる吉野は不器用で父の後を次いで職人にはなれなかったけど、成績優秀で高校も大学も首席で出るような秀才。
裏方として頑張ってきたが、なかなか製靴業も下り坂で経営も厳しくなっていて、社長は父親がわりでしたっているので、どうにか盛り上げたいと。
そこでイタリアの老舗メーカーに職人の腕をプレゼントしに単身赴き、カルロと出会う。
カルロは女性取っ替え引っ替えで、ゴシップ誌を常に賑わすような人物で。
仕事に厳しく秘書がついていけずすぐに辞めてしまい長続きしてない状態。
カルロは、吉野に興味を持ち秘書にならないかと誘うが。
まぁそこから、色々あって半ば強引に秘書に。
吉野働きはすこぶる良く。。。
2人ともノンケで、恋愛対象では無いはずだったのが~。
ある事がきっかけでカルロは、吉野の事が気になるように、吉野も意識してるつもりはないのに、惹かれるように。
そしてとうとう、肌を重ねて両想いになり、ちゃんちゃんと思ったら。。。
カルロ!今まで強引に仕事してきたし、人の気持ち考えて来なかったつけが来ましたね(悲)
もう、吉野の気持ちがめちゃくちゃ分かって胸が痛くなった。
ホロリと来てしまった。。。だけど、吉野が去ってカルロあれてたけどJJに核心つかれてやっと気がついたけど、言われないと気がつかないなんてさぁ。
ラスト本当にジーンと来ました。
ハーレクイン風BLになってましたよ!
ハーレクイン良く読んでた読者の1人として。
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