冬知らずの恋
」のレビュー

冬知らずの恋

夏野寛子

なんで今まで読んだことなかったんだろ…。

ネタバレ
2022年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ いとこ同士でアパートのが隣同士で同じ高校に通う千紘と愁人の話。こちらは『25時、赤坂で』の作者様なんですね。その作品は聞いたことはあったんですが読んだことがなくこちらの作品もたまたま安くなってたので購入しただけだったんだけどめちゃくちゃ好みの作品で驚き。母親と愁人とのあのシーンはちょっと生々しい表現もあったけど思春期らしさが出てて『良い』と言えば変だけど『嫌』ではない。その後も母親とはギクシャクしてきちんと和解せずだったけどこういう問題って簡単に解決する事柄ではないからこういう感じで終わっても仕方ないんじゃないかな…と思う。あと愁人の長いまつ毛にキュン。あれはキラキラお目々と同様に『うつくし〜』ってなりましたねw。それに愁人の照れた顔もホントたまらん。愁人が自分のことを好きだとわかり意識しだした千紘がすぐに愁人に惚れてしまうのは早すぎかな〜とはちょっと思ったけど まー 仕方ないよね… だって愁人が可愛いすぎだもんなw。そしてこちらの作品の独特な世界観というか雰囲気がホントにめちゃ好み。これまで読んでなかった『25時、赤坂で』も是非トライします!
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