サクラゴシップ
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サクラゴシップ

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そうだなぁ、長く書いちゃったよ

ネタバレ
2023年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雑誌で最初の方だけ読んだことがあったものだった。絵が綺麗なんだけど、オリジナルはこちらが初とのこと。
ヤリサーの噂が高い独研会長の長田(攻め)。短大から編入して四年制大学を楽しむため新歓コンパでタダ飯巡りをする飯島(受け)。ある新歓で出会った2人。意気投合して楽しく飲んでいたが、気づくと組み敷かれていて。驚いた飯島だが、長田の匂いと顔が忘れられない。自分はストレートだと思っていたけど、長田なら大丈夫とも思い、そんなことを考える自分に更に驚く。借りた服を返したかったが、ままならず独研の新歓に連れて行かれる。屈辱的なことをされても拒めない。起きると長田は居なく、独研副会長の川副と遭遇。長田が好きと自覚、でも流されたままはよくないと思うが、川副に誰とも付き合わない長田の最上級はセフ レだと言われ、納得。長田のセ フレでいることを望む。一方、長田は手ひどくしたつもりの天然飯島に少し戸惑う。医者の実家は跡取は期待されているが長田自身を見ていない。たくさんの女性が寄ってくるが、愛しているを押し付け勝手に失望していく。飯島は最初からセフ レを希望し、責めることも見返りを求めることもしない。ただ、長田が好きだと。初めて自分の中に湧き上がる気持ち。独占欲も縛ることもされるのが嫌なので、自分にあるわけないと思いつつ、飯島に感じる気持ちに戸惑う。NTR好きの川副に付き合っていた感があったが、飯島は別。差し出しても返されることを願わない飯島に落ちたのは長田だった。最後に、自分の本当の家にあげたのはひとつの答えだろう。長田自身を見て努力を認めてくれる飯島を手放す気はなくなった。ハピエン。
長田の気持ちの流れや説明がやや不足している感はあるけれど、自分の家柄やステータスにすることに興味を持たず、ただ長田本人を好きという飯島に惹かれたのは、なんとなくわかりました。
医者の跡取なので、周囲にはいないタイプの飯島と社会人になっても付き合えているのか、ちょっと見てみたい。
修正甘め👍
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