眷愛隷属
」のレビュー

眷愛隷属

夜光花/笠井あゆみ

全BL小説で一番好き

ネタバレ
2023年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 夜光花先生の作品は全部読んでますが、こちらの小説がもう何年も不動のナンバー1です。
10冊目で第一部完と書いてるのを見て絶望、でもあとがきにこれからも続くと書いてあったので嬉しすぎて1冊目から読み返してしまいました。
最初の方は慶ちゃんよく有生と付き合えてるなと思ってましたが、10巻目を読むと有生よく慶ちゃんと付き合えてるな、になっててびっくりです。有生ってサイコパスとか悪魔とか負のオーラとか言われてるけど実はわりと常識人だし、自分や周囲のことを客観的に把握できてるし、イケメンな上にスタイルはモデルで能力チートでいざという時は頼りになるしついでに金持ちってもはや良いとこしかなくね?と読んでて有生の株が爆上がりに。慶ちゃんは逆に常識人ぽく見えるけど周りが見えてないし、素直で可愛いけど熱血で暑苦しい、人に影響されやすくてすぐウジウジ悩むし、家族はアレだし、眷属はオタクだし、見てて危なっかしくてもうこの子は有生がずっと隣にいないと討魔師としてやばいなと思いました。続刊が待ちきれません。
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