薔薇王の葬列 王妃と薔薇の騎士
」のレビュー

薔薇王の葬列 王妃と薔薇の騎士

菅野文

完結!

ネタバレ
2023年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【最終巻のレビュー】
とうとう終わりました。プラトニックな描写というか、状況的に深い仲にはなれなかったけど
正直、この漫画をフィクションというかパラレルワールドとして捉えるなら身も心も全て、マーガレットとサフォークが愛し合えたらよかったのにと思いました
本編の方では悪女のように見えがちですが、こちらサイドの物語を想像してたので、実際に目にできて良かった。やっぱマーガレットは赤薔薇の女王です。かっこいい。
【前回のレビュー】
原作のときから、敏腕女王だなと思ってた。彼女主人公ってどうなんだろう?って思ったけど、これはこれですごく良い。
ヘンリーが何もできない象徴だけでしかない王様だったから、相当苦労したんだろうなぁと思うし、色恋の部分も原作でちらっと出てきた殿方が誰なのかわかったので、その描写が次巻以降あるのかと思うと楽しみ。
原作では一推しキャラバッキンガムは外伝短話でチラッと出てくるだけで残念だけど、彼のパパが本編で出てきた!(目元そっくりで渋い色気あり。かっこいい。)
短話のバッキンガムの白い猪への扱いが変わるオチが面白かった、けどさらにその先のオチ、素晴らしかった(想像できたけど笑)
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