このレビューはネタバレを含みます▼
ある日突然異世界へとやって来た医師・チカユキのお話。
小説が面白そうで興味を惹かれ、コミカライズされているということで、試しにマンガの方から読んでみました。
小説の方も読みましたが、かなり上手く小説の世界観が表現されています。
通常長い小説のコミカライズは端折りすぎていて、小説を読んでいない人には意味が分からなかったりすることも多いですが、この作品ではそんなこともなく単品で楽しめます。
とくに小説版では冒頭主人公チカの奴隷時代の回想が長く入っていますが、この部分が回想だからこそまだ耐えられたというくらいキツイものだったので、大胆にカットされ数コマでの表現に切り替えられているのはとても良かったと思います。
何より一番良かったのは絵でした。
攻めのゲイルとダグのガタイの良さ!
チカとの体格差がちょうど良い(小説版はチカが小さすぎて不安になりましたw)
下巻では待望の初エッチがあり、攻め2人の肉体美が堪能できます。
これぞコミカライズの醍醐味!
小説版では描かれているレオダニスまでの旅の様子がガッツリ削られているのは残念でしたが、セバスチャン、ゲイルの両親、ヘクトル様他お馴染みのメンバーが一気に増えるので仕方ないかと。
ヘクトル様のキャラがブレなくて良かったですw
逆に小説版と違ってコミカライズの方が良いと思ったのが、ゲイルとダグの獣化シーン。
二人一緒なのが愛を感じました。
あとで小説を読んだときに違和感があるという逆転現象が起こってしまいましたが…。
ラストは小説版1巻と同様チカの妊娠まで。
ここまでだと真の意味での3Pが拝めないので、今後もコミカライズがあると嬉しい。
この絵で是非とも堪能したいなぁ。