考えすぎだと思わないで





2023年1月13日
悩み、考えることを中心に話が進んでいく印象。
立場や年齢や性格が違えど、少なからず信念があってそれを守るために皆葛藤をしている。
なぜ生きづらいのかを説明できない理由がこの本にぎゅっと詰まっている。
伝わらなくてもどかしい「詰まり」をどうにか言語化しようとしてしまう小説家の槙生さんみたいなはっきりした感情と、まだ中学〜高校を過ごす朝ちゃんや友人たちのような、自分たちではどうしようもない外力に翻弄されながらも日々を過ごす学生の頃の悩みや葛藤。
登場人物がくどいというコメントを見たのですが、潰れるくらい悩むような性格の人が周りに多いからか、誰もが悩みを共有できないままひとりで苦しむこともある描写がリアルで素晴らしいと感じました。
「自分も若い頃は色々悩んだよ」なんて軽い言葉で流すひともいるけど、流さないで味方になってくれる人もいると、そう思わせてくれる素敵な作品です。
立場や年齢や性格が違えど、少なからず信念があってそれを守るために皆葛藤をしている。
なぜ生きづらいのかを説明できない理由がこの本にぎゅっと詰まっている。
伝わらなくてもどかしい「詰まり」をどうにか言語化しようとしてしまう小説家の槙生さんみたいなはっきりした感情と、まだ中学〜高校を過ごす朝ちゃんや友人たちのような、自分たちではどうしようもない外力に翻弄されながらも日々を過ごす学生の頃の悩みや葛藤。
登場人物がくどいというコメントを見たのですが、潰れるくらい悩むような性格の人が周りに多いからか、誰もが悩みを共有できないままひとりで苦しむこともある描写がリアルで素晴らしいと感じました。
「自分も若い頃は色々悩んだよ」なんて軽い言葉で流すひともいるけど、流さないで味方になってくれる人もいると、そう思わせてくれる素敵な作品です。

いいねしたユーザ5人