とにかく槙生ちゃんが格好よすぎる。一回目連載時に読んでいた時は「槙生ちゃんみたいな大人になりたい」と思った。
でも、まとめて全巻一気読みした二回目は、槙生ちゃんの取り返しがつかないことに手を出さざるをえない戸惑いや、姉を憎み続ける感情、格好いいだけではない、そのようにしか生きられない業を感じた。
私は槙生ちゃんにはなれないけれど、私の譲れないもの、そのようにしか生きれないことを大事にしたいと思った。
さまざまに描かれる慈愛、友愛、情愛は、その場では一方通行だったり、伝わないこともある。でも10年後くらいにふと、その「あなたが大切だ」「愛してる」の発露は、届くことがあるのかもしれないと思えた。
ヤマシタ先生、違国日記を生み出してくださってありがとうございました。