BANANA FISH
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BANANA FISH

吉田秋生

不朽の名作

ネタバレ
2023年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雑誌掲載時にアッシュ大好きで読んでましたが、アッシュの最後にトラウマ級ショック受け、以降絵は好きなのに(BFは4巻から絵綺麗になってきます)吉田先生の作品が読めなくなりました。pixi○で二次創作読みトラウマ(まだトラウマだった!)癒やされ、年末10冊半額セールもあり電子で購入してみることに。アメリカ絡むスケール大きなお話しと登場人物達のキャラ本当に魅力的。主人公のアッシュは勿論のこと、ブランカ、シン、ショーター、英二、月龍と主役はれる人物を脇役に使う贅沢さよ。アッシュはIQ200でプロ並の戦闘能力でありながら、過酷な人生に傷つき脆い部分を持ちそこに共感したため最後がよりショックでした。英二以外誰からも守られず愛されず不幸な人生を歩んできたアッシュには、幸せになって欲しかった…。19巻あるほうが、物語の深みと美しさが増すのですが、個人的には18巻で終わってよかったです。全漫画の中で一番大好きなキャラです。ブランカは殺し屋でアッシュのもと指導者。大人の色気だだ漏れてセクシーでアッシュの次に好きなキャラ。ブランカが読んでたヘミングウェイ私も読みます。敵かと思いきやアッシュを見守り助ける立場に。師弟対決もワクワクする場面です。シンも将来華僑のトップに立つ人物ですが、光の庭ではスパダリ感漂ってます。アッシュの親友ショーターはチャイナタウンのギャングのリーダーですが、温かく包容力があり話途中で殺されるなんてもったいない好きなキャラです。英二は純粋無垢でアッシュを無償の愛で包み込み、癒やし、アッシュが命かけてもいいと思わせる人物。このキャラ描くのが簡単なようで難しいと思われますが、説得力を持たせるよう上手く描かれてます。ブランカ、シンの番外編読んでみたいなぁ。月龍に死ねば英二は助けてやると言われ、アッシュが迷いなく銃で自分の頭を撃とうといた場面は一番感動した場面です。英二のためなら自分の命なんて惜しくないんだ…。アッシュと英二の関係が尊い!本編だけだとつら過ぎるので、本編とpixi○を行き来し、年末年始BFに萌え転がってました。pixi◯神作品多すぎて、本編結末苦手な方はむしろこちら読むために、本編読んでもいい位です。少女漫画の私のナンバーワンで、後世にまで残したい素晴らしい作品です。アッシュ愛してます、永遠に!
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