二人でパパはじめました【単行本版】
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二人でパパはじめました【単行本版】

汐にがり

善人

ネタバレ
2023年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ ばかり出てきます。だから、温かく読めます(笑)
ゲイの青山は同期の乃木がずっと好きだったが伝えずにいたところ、乃木から告白。しかし、断る。ゲイであることで家族が壊れたと思っている青山は、乃木を幸せにできない、一人で生きていくと考えていた。
乃木が海外転勤から戻ったら、青山は部署も変わり子どもがいた?!紡久はシングルマザーだった姉の子。両親も亡くなり、姉も亡くなり引き取ったがワンオペに限界を感じ上手く生活ができていなかった。青山を好きな気持ちは消えていない乃木は何やかんやと世話を焼き生活を助けた。自分は家族を不幸にすると思い込んでいた青山だが、乃木の優しさや思いに救われ恋人に。紡久と3人での週末お泊りの生活が始まった。ここまでが1巻。
2巻は同居に躊躇する青山の話。当て馬とまではいかないけれど、かっこいいシンパパとルカくん登場で生活が揺れる。乃木の家族に肯定され幸せを感じる青山。ルカを預かったり、紡久の成長を感じたり。乃木の家族、ルカ親子と周囲に人が沢山いて、支えあえることの幸せを沁沁感じて、乃木の提案である同居を決意。3人で暮らしていくことに。ルカパパがホストクラブ経営してるって言ってたのに、夜の仕事辞めてアルバイトってのが解せなかったけど(笑)、みんないい人で幸せを願って思いやりあって、理想だけど、だからこそ、温かく見えて、現実もこうだといいなぁと思わせる。
エチもときどき、乃木の溺愛が止まらない。家族になっていくお話です。
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