お伽もよう綾にしき
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お伽もよう綾にしき

ひかわきょうこ

悪と対峙し、仲間と共に奮闘するお話です。

ネタバレ
2023年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『彼方から』の作家さま。
基本を修験道から、それに加えて密教、呪術などをミックスしての作家様の創作の世界。印を結んで呪文を唱え未知の力を発揮し妖怪退治がお話のおおまかな流れ。作家さま、日本史などをすごく調べ直されたそうです。私自身も古(いにしえ)の日本の奥深さに、今更ながらに感動致します。
時は平安時代末期。世情が落ち着かない時代、妖怪がはびこりさらに混沌とする中、妖術を使える少女鈴音(すず)がヒーロー新九郎と出会うところからお話は始まります。
毎日無料で4巻まで読めます。
5巻で沢田城のくだりは解決するようですが、『ふたたび』という続巻があるようで、「取りこぼしは続編で」という作家さまの言葉に惹かれ、こちらも読んでみようと思います。
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