インディゴの気分
」のレビュー

インディゴの気分

丸木戸マキ

とても良かった

ネタバレ
2023年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 色恋ありの友情、才能に対する嫉妬も絡むその関係に感心させられました。色々なものを超えた同志であり、それ以外の想いもずっとそのまま心の底にはまだあり続けるけど、でもそれもう行動に移すような関係では無い。そんな彼らの柔らかくでも少し切ない雰囲気は刹那的な要素があり魅力的です。城戸が出版社を移るかというシーンで激怒した木島、これはいつもとぼけた彼の素の感情が見れた数少ない貴重な場面。余命少ない作家と木島の交流も素敵でした。
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