時を経たからこそ





2023年1月17日
未熟で完走できなかった恋が、時を経て再燃した表題作。天野に熱はもう全くないのか、それともあるのか、竹原と一緒に確認するように読めて、じわじわ伝わってくるわかりにくい熱。若いときのふたりが本当に40代になったような、リアルさのある絵がうまい。若いときの恋だからこそ、おじさんになっての恥じらいが最高にきゅんときます。聡かった高橋くん、きっと大きく成長して帰ってくるでしょう。同時収録はちょっとアブノーマルなお話。容疑者候補がどんどん移り変わってテンポよくどきどきしながら読みました。キャラもなかなかで、私は好きです。

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