リカー&シガレット
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リカー&シガレット

座裏屋蘭丸

情熱的な国の下町で織り成す恋物語に釘付け

ネタバレ
2023年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ シャングリラの鳥で知った作者様。完結作品も読んでみたくて、ポップな表紙のこちらをチョイス。カラーページの異国情緒溢れる雰囲気にどこの国がモチーフなんだろう?と、ふとカミロが書いた文字を検索してみたらスペインと判明。
更に読み終えた次の日、たまたま買ってきていたチュッ○チャッ○スの「原産国名スペイン」の文字に驚きつつ、やっぱりそうだったんだー!と1人で勝手に盛り上がってました(笑)
バイで幼馴染のテオにずっと恋心を抱いてるカミロとノンケでカミロのまっすぐな思いに戸惑うテオ。このテオがカミロの前で度々妄想トリップするんですがこれ、恋してる乙女の顔よ~!どう見ても!
作者様の画力と見せ方が本当に1本の映画の様で、見ごたえたっぷり、勿論エロもたっぷり!!
肉体美を堪能させてもらえる作家さんの1人なんで、非常に眼福でございました!!特にテオの褐色の肌がカミロによってムフフな上、カミロパンツに「おっきしちゃッたね」をダブルでくらってノックアウト寸前でした!はぁはぁ‥赤ちゃん以外にそんな用法あるんですね!!カミロは超がつく紳士なんで、ノンケのテオに決して無理強いはしないし、でもしっかりと自分の主張を入れ込む所は、さすがカミロさま!収穫祭の利き酒大会の特訓と一緒にご褒美もゲット!徐々にご褒美がグレードUPしていくのも良かったですが、じわじわとテオの気持ちが変化するまでの描写が巧みでした。
対してカミロの熟成させた思いが叶った瞬間!!おめでとう!!幸せのお裾分けをしてもらった気分~♪
最後まで気にしいなテオと周りのギャップも楽しかったです。そして粋な計らいをしたマリノ!!ありがとう(笑)!!読後は最高以外の言葉がありませんでした!
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