このレビューはネタバレを含みます▼
アニメの先が読みたくて読んだら、気づいたら全部読んでしまってました。
可愛かったトルフィンが復讐鬼になって、父親の助言に耳を貸さず、戦闘に明け暮れていくところが一番辛かったんですが、そこは本当にまだまだプロローグでしたね。
歴史漫画であり、バトルもあるけど物語の肝となるのに必要ってだけでメインじゃない。主人公の少年時代は大荒れだったし、そのおかげでいろんな災難に見舞われるけどね。ヴィンランド・サガのゴールは究極の平和主義だと思ってます。
アシェラッドは漫画界イチの魅力的なキャラだと思います。極悪非道のシーンも多いけど、こんなに読者を虜にするキャラはなかなかいません。悪役のキャラ描写のうまさは、あの富樫先生をも越えるんじゃないかなと思っています。