このレビューはネタバレを含みます▼
個人的に矢沢あい先生の作品の中で一番好きな作品です。私がこの作品に出会ったのは中学生の頃でしたが、まだまだ子どもの私でも涙が止まらず……切なくて、悲しくて、嬉しくて。色々な感情が溢れていたのを思い出します。翠ちゃんの何事にも一生懸命だけれど、強い部分だけでなくちゃんと弱い部分もあり自分に素直なところ、明るくみんなを照らしてくれる太陽みたいなところや頭の中が晃くんでいっぱいになっちゃうところ、大好きです。そして"夢"というところにもスポットライトが当たっているのがとても素敵で、今でも大切に読んでいます。この作品のあたたかさをぜひたくさんの人に知ってほしいと思います。