2055
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2055

三月えみ

儚い。

2023年2月4日
ほんとに短いストーリーなんだけど、人の想いの切なさ、人の命の儚さ、科学技術の発展により近未来に来るかもしれない現実への問い、そこにある空虚感、埋められない大切な人を失った絶望感、代えがきかない生身の人間の温かさ、生きることの価値や目的、そんなテーマが詰め込まれすぎてて、読んでて苦しくなった。でも本当に素敵なストーリー。大好きな作者様。
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