このレビューはネタバレを含みます▼
キャラ設定は良いと思うんですが唐突な重めシリアスとテンションの高低差が上手く噛み合わなかったな…と思いました。微妙にホラーっぽいです。
攻めが一番好き。何度も繰り返すループ物という事でページ数の都合もあるんだろうなとは思いつつ展開が早い早い。何が起こっているのかコマを見ただけではよくわからない部分もあるのにハイ次！となっても切り替えが上手く出来ない。説明台詞がないと理解が難しいところがある。あっても引っかかる部分もある。作者さんの脳内設定に画力と描写力が追いついていない印象です。(キャラの顔もコマによって違う)ツイッターの方もたまたま拝見して、友人達の話とかその後の主人公達とかすごく可愛くて面白かったんですが、私的には肝心のこの単行本描き下ろしが蛇足でした。まあ幸せそうだけど…。年老いて、主人公が死んで、また大学生に巻き戻るっていう……攻めくんより長生きしてほしかったのにな。脳内に設定があったとしても、そこは余白として残しておけば良かった気がします。その後の二人の可愛い話も、結局こうなる…と脳裏にちらついてきて邪魔でした。それより普通に、その後のラブラブな二人とか友達の話を載せてくれた方が良かった。そちらの方が何倍も見たかったです。幸せ噛み締める攻めくん欲しかったな。
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