ファンタジー設定じゃない部分でつまづき

ネタバレ

2023年2月23日

このレビューはネタバレを含みます▼ 236ページ。
魔法学校の二人、妖精と人間の合いの子である主人公と、常人以上の魔力を持った少年、他人と違う者同士の交流。ファンタジー部分や二人の気持ちの交流はツッコミどころはあれど悪くなかったです。
つまづいてしまったのは別部分。
総じて学校がダメすぎます。
入学規約を曲げて主人公を入学させたのも、危険だからと隔離して放っておくのも、その隔離したところに別の生徒が入り込んでいても全く気付かないのも、魔力量がやたら多いとわかっている生徒にあんな実習をさせるのも、その他も色々と学校として考えられない。
本家に無理言って入学、ということだったので、相当力のある本家だろうな〜話にどう絡むかな〜と思っていたのに全く絡まなかったのにも拍子抜け。
細かいながらも自分にとっては根本的な部分で、そこに違和感があるとせっかくの二人のあたたかい気持ちとかにも作りごと感が出てしまって入り込めませんでした。
ついでに、ひねくれ者としては、この二人の力があれば世界を獲れると思うので、闇堕ちして世界を統べる魔王になっちゃえよ！ってそそのかしたい気持ちいっぱいで読んでました。

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まろんさん

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shikimi さん

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