このレビューはネタバレを含みます▼
単行本を楽しみにしていたのですが、レビューを読むと様々な地雷がありそうで尻込みしていました。結果、面白かったです。地雷耐性ないので、ネタバレレビューを読みまくり、心の準備をして読むという邪道ですが充分楽しめました。地雷①他キャラとの絡み。前作でも登場したミヤですが、高校生の蓮としても可愛い。作者様の強い希望で体の関係を明示するシーンもありますが、前作までを読んでいると恋人というより親子関係のように思えます。または自己投影。地雷②女性とのドロドロな絡み。太客痛女ヒナを始め、女性客との大人の関係を含めたドロドロがたっぷりです。主人公が歌舞伎町No.1ホストですので、避けられない展開ですし、着飾ってる天王寺はカッコいいです。また、散々夜の世界の雰囲気だったのに、終盤弥勒と2人でタクシーに乗る場面で、普通の兄ちゃん2人になってるのが妙にキュンとしました。ラフな格好でサンダル履きなのがグッとくる。あと、ヒナがなんか哀れで好きなっちゃう。地雷③いちゃ甘少な目。これは地雷とは違いますが、いちゃ甘が少な目。でもたぶんこれだけの修羅場を乗り越えてると、案外普通に過ごしてるような気がする。「青くて〜」ではなかなか壮絶だったタマミヤCPも「赤くて〜」では、ただのバカップルになってますし。