食糧人類Re: -Starving Re:velation-
」のレビュー

食糧人類Re: -Starving Re:velation-

イナベカズ/蔵石ユウ/水谷健吾

既刊まで

2023年3月3日
アポカリプスの砦から好きな作者さん。
件の作品は洋画のスタンドバイミーやテルマ&ルイーズ、そしてスティーブンキングを思い起こさせる雰囲気が好きでした。
私のチープな表現で言えば、悲壮の中の笑顔、といったところでしょうか。
そして前作食糧人類でも似たような雰囲気があり、登場人物の構成は大体一緒。
王道でもあることからそれはそれで心地良い。
それを受けてのこの作品は、構成はやはり似たようなところがある。
ただ、もうちょいアクセントありました。
冒頭の入りは微妙で長らく読んで無かったのですが、読み進めてみるとそのアクセントがハマりまくり。
結果、私にとっては前作より面白い。
ただ、前2作は尻すぼみになりました。
私は途中まででも面白けりゃ終わり微妙でもイケる口なんですが、これはどうなるんでしょうね(笑)。
まぁ楽しみますよ。
今は早く続きが読みたい。
こんだけ風呂敷広げて畳むのは難しいと思いますが、完成度高ければ代表作になるんじゃないかと思います。
グロいけど、レビューは気楽に書けちゃう作品です(笑)。
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