囀る鳥は羽ばたかない
」のレビュー

囀る鳥は羽ばたかない

ヨネダコウ

ギャ〜そこで終わるのね、酷い(褒めてる)

ネタバレ
2023年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ いやいや、1巻から8巻まで一気に読んでしまったではないか。計画が簡単に崩れた。完結してから一気に購入計画だった。ずっと我慢して出来てたのに今月セールだったから、買うだけ買って寝かせておこうと思ったし読み始めながら、ゆっくり読もうと言いきかせてたけど無理だったー!それはさておき
一巻読んでズーンときて悲しくちょっと泣きそうになった。矢代の報われない片思いに、しかも相手が女と付き合うなら、まだしも同性と付き合うなんて。じゃあなんで矢代じゃダメだったのか?とか、相手の鈍感ぶりにもキー!となったり、矢代の生い立ちにもわたしは刺さりまくり悲しくなった。矢代の生い立ちに、幼い頃に救いがあれば違ってたかもしれない人生にわたしは泣ける。読んでる時より今、レビューを打ちながら物語を思い返しながらじわじわと泣ける。百目鬼を素直に受け入れる事をなかなか出来ない気持ちがわかる。今まで矢代なりに自分を守る手段としてきた壁を百目鬼を好きな気持ちを認めて愛されると、その壁を取り払った先の自分は?そりゅあ怖いよね。わたしは部下の七原も無茶苦茶好き。三角の部下も好きだし気になる。それぞれの番外編いつか読みたい。矢代と百目鬼の物語はずっと読んでみたいから、組を引退した後の先も読みたい。とにかく8巻まで読んでる時間は読んだ後の余韻もいれて濃厚で幸せな時間だった。
【追記】早い追記だけど8巻また読んでるけど、読むたびに矢代の目線、目の微妙なニュアンスで無茶苦茶、感情をあらわしてる事に気づく。9巻が出るのがだいぶ先だと昨日知って愕然としたけど、それまでに何回も読もう。2年近く先の自分を想像して、これを読んで矢代の色気をビタミン剤代わりに補給して老けこまないように待つよ!そして追記をまた書いて待とう。
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