レンズ越しの恋心【電子限定描き下ろし漫画付き】
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レンズ越しの恋心【電子限定描き下ろし漫画付き】

いちい いち

表題作+スピンオフ、10年間のすれ違い

ネタバレ
2023年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作+スピンオフ。絵も雰囲気も好み!表題作をもっと長く読みたかったけど、どっちもよかった。
「レンズ越しの恋心」
高校時代の同級生・古淵×カメラマンの町田。高校卒業直前に、古淵への想いから逃げるように黙って海外に行ってから10年。帰国に際して思いがけず古淵と再会した町田は、酔った勢いで一夜を共にしてしまう。勘違いのすれ違いだけど、いろいろ悪い方にタイミングが合ってしまっての10年…長いなあ。あとたった一日、卒業式に町田が来ていたら違う未来になっていたはずなのに。長い別離だったけど、互いに自立してからの成就もまた得るものがあったと思いたい。二人を引き合わせてくれた中山GJ!
「嘘で触れさせて」
元バイトの後輩・司波×古淵と町田の友人、便利屋の中山。手伝いの報酬を体で払うセ/フレ状態の二人。なにを考えているのか分からない中山に振り回される年下の必死さが可愛い。ちらっと出てくる町田が別人すぎてびっくりしたけど、こっちのが先なんですね。コミックス収録に当たって名前変えてもよかったんじゃ?
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