イキガミとドナー 二人のイキガミ
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イキガミとドナー 二人のイキガミ

山中ヒコ

「イキガミ」のネーミングがね〜。しんどい

ネタバレ
2023年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 10年は長い。そしてツライ。前作がかなりグッと来た作品だったので、続編が嬉しくもあり、テーマがテーマなだけにヒヤヒヤでした。ツライね〜本当ツライ。対戦闘機器には負けないイキガミ。「特別」な能力を持つ戦神を傷つけられるのは「同じ人(イキガミ)だけ」。生身の身体で投げ出され戦う恐怖よ。ドナーがね。スペアなんだよね。そこがキツイ。春人の最後のシーン、衝撃的でした。送り火のエピソードが無かったら、やるせなさ1000%でした。あ〜逆に寂しい気もしますが。例え幻のような一瞬だったとしても、春人と柴田、2人がまた会えて良かった。ありがとうございます。
以下、ザックリ作品紹介。絵柄はさっぱりしていますが、かなりエグい設定と表現あり。精神的にも削られます。愛の片側に命と献身が乗っかってます。深い愛のお話。続巻と言うかスピンオフですが、この作品だけでも充分読めます。個人的には前作も読む事をオススメします。好き嫌いと言うより、向き不向きがある作品かもしれません。私はとても印象深い好きな作品です。
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