このレビューはネタバレを含みます▼
27歳一途な弁護士攻め×攻めより年下に見える美魔女43歳攻めの育ての親、大学教授で研究者受け
デビュー作…!?信じられません。久しぶりにポロポロ泣いてしまいました。最高でした。
まず受けのビジュとキャラが可愛くて好き。どうしようもないだめな大人。本当は寂しがりで愛されたい子供のまま大人になってしまった受け。攻めも受けも幼い頃に両親を亡くしています。受けの過去回想が泣けました。受けの育てのご両親というか義母、わかるけど…わかるけど!ひどい。でも受けが攻めの祖母とまだちっちゃかった攻めに出会えて本当に良かった。はじめは飄々としたずるい大人な受けだと思って読んでいたけど、回想以降は本当にちっちゃい子どもみたいな…受け〜…でもそんな受けの孤独も攻めのめちゃめちゃ一途な気持ちで溶かされていって。育ての親とのお話はよくあるものだけど簡単にBL展開になるのではなくすれ違って、離れて、ぶつかってようやくなのがよかった。あと挿入はなしです。描き下ろしで受けの開発に勤しむ攻めを見られます。挿入はなしだし全体を通してもえちシーンは最後だけだけど十分すぎるくらいえちちでした。攻めはずっと受けが好きだったわけだけど…童貞ですか?開発シーンのポテンシャルの高さは手練感がすごかったけど合コンでも美人なお姉さんになびかなかったしな…童貞かな?好きです。あと攻めは一人称が「私」で受けのことは下の名前にさん付けで敬語です。何!?あまりにもよすぎ。
できれば続編が読みたいってくらい最高でした。とても優しい気持ちになる作品。絵の雰囲気もお話にとてもよくあっていました。本当にデビュー作だなんて信じられない。今後作者買いさせていただきます…!