このレビューはネタバレを含みます▼
1巻 第1話から、心の奥にグサグサ刺さる。しい様の、生きている者に出会えた喜びの表情、一瞬悲しいどんぐりのくだり。しい様の優しさに瞬時に癒されて、これまでの苦難はしい様に出会う為だったと無邪気に喜び、しい様を護る決意をした まだ幼い椿丸。それだけで こっちはズキュンズキュンしてるのに、畳みかけるように描かれる 成長した椿丸としい様の とんでもねくエロいお食事、献身的にお互いを想い合う2人。 加えて、しい様の背負った辛い役目や、普通に成長を続けて いずれは寿命がくる椿丸のことなど、悲しい要因が常に2人(+私)を悩ませる。途中 何度も涙がこぼれました。 1巻が終わったときに、良かった!ハッピーエンド! 2巻はきっと、2人のラブラブ生活が… と思っていたら、まさかの2巻1話目で えっ!?嘘でしょう!? やめて!死なないで!!!! → からの → うわぁ!お久しぶり!!! びっくりでした。でも心底ほっとしたー!!!! 感情を弄ばれっぱなしです!! しい様、椿丸がシワシワヨボヨボになっても全く変わらず愛して(欲情して!?)くれるなんて、本当に尊い。こんな純粋な愛がありましょうか。2巻最後の「鬼祭」では、嬉しくて泣きました。人間にさんざんな目に遭わされて来た 2人がようやく…。本当に良かった! 読み終わって改めて1巻の表紙を見たら、また泣けました。しい様と椿丸、2人の表情が全てを象徴しています。今まさに読んで来た物語の様々なシーンを一気にぶわあっと思い出されて 胸がいっぱいになりました。最高に美しい表紙です。どうか末永く、末永く、永遠に、幸せであって下さいませ。
さて、きっと双子ちゃん達メインの続編、ありますよね。。。ふふふ、あ、あった!やったー!読みます!