このレビューはネタバレを含みます▼
光圀もご老公様もなんか似合う蓮実をケガさせてしまった負い目から、なし崩し的に初のネコ役をしてしまう須郷。その須郷が身体の気持ちよさとともに蓮実自身にも惹かれつつあるのだけど、決してネコちゃんにはならず、ホテルマンとしてのプライドとバリタチとしての矜持を持ち続けている姿に惚れ惚れとし、萌えました。蓮実の強メンタルと変人っぷりが面白く、逮捕寸前を活かした展開と須郷の心のツッコミに笑わせてもらいながら、テンポよく読める。押し倒されながらの「瑶」なのに、バリタチの風格があって蓮実と一緒にきゅんとさせられました。