レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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1冊まるごときゅんとした…っ!!!2024年11月9日この設定でこんな1冊まるごときゅんとするかわいい2人が見られると思ってなくて。戌峰くんがズレてて素直で、どこまでいっても擦れることのなさそうな眩しさで、クズ男の言にも説得力が…最低ですが。忍さんの恋はしたことないけど、戌峰や従業員に対しても愛を持って接しているのが魅力的で、純愛やってる忍さんの色ボケっぷりが最高。心情描写もふたりの距離感や卒業まで、じっくり描いてくれて助かる。戌峰くんが表情やら言葉やら色々かわいく天然な煽りも最高で、色ボケ上司もしっかりかわいくて癒されました。とにかく、池袋の人口が100人でよかったよ〜
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すべてが高品質2024年5月30日序盤、あーそこまでハマらないかもって思いましたが、いやいやいや沼りました。ふたりの魅力もさることながら、医療と極道の両面から重厚なストーリーとそれに引けを取らない画力!!天授の包容力と聖高の真っすぐな眩しさに沼らない人なんているんでしょうか…。九州なまりは勝手に長崎を想像したのですが、長崎訛りかわいいんですよね、なんか柔らかくて。相互救済でもあり、ふたりの生き方や職を活かした言葉、すてきでした。病院での登場人物も天授の部下もキャラデザに人柄が滲み出てて愛を感じます。最中のワードセンスも光ってます、下品に感じないのは甘い言い回しと訛りですかね…とってもすてきな濡れ場なので年齢制限版とかあったらいいのにと思ってしまいました。
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登場人物がみんな魅力的2024年5月21日絵が美麗でストーリーもよく、テンポよく異世界ファンタジーBLが堪能できるなんてコミカライズ万々歳ですね。ありがとうございます!そして、登場人物みんなキャラ立ちしててすてきです。脇のキャラとかエピソード挟んだりフォーカスされてるわけでもなく、どんな人なのかすぐ掴めるのはノンストレス。ニニギやヒロイなどのドラゴンたちもかわいらしいっ!モテモテなカイルが羨ましい。シリアスとコミカルのバランスもよく、メリハリがあって読み応えあります。こどもの無条件の期待って尊い、ツーンとしました。キースやキトラも最高ですが何よりカイルとアレフが好き、しつこいアレフと隙だらけなカイル好き…。続きを楽しみにしています!
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LookComeKiss…痺れました2024年4月29日私の性癖はやっぱこれだよな…と再確認。体格差なしの文句なしの男前受けと高スペックなのにちょっとヘタれた年下攻め…好きすぎる。設定も随所に活かされてて、Goodgirlもはじめて見て新鮮。意に反してコマンド力が強くなってくOTOの苦悩の描写からのマサの「続きは?」沁みますね。マサがとにかく大きい男なんですよね、変なプライドとかなくて、精神面でもしっかりリードしてて。ほんとかっこいい男なんです。ダイナミクス関係なしにもともと築かれたふたりの関係性から、ためしにコマンド言ってみて溢れてきたような気持ちがエモい。プレイもあくまでコミュニケーションの1つなふたりのやり取りもすてきでした。終盤のマサのコマンドじゃないコマンド、始めから読み返して痺れました。
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知らないって強い2024年4月16日巡の大学生の顔、裏の顔、牧や真の前での顔、パパの前での顔…と巡のいろんな面が見どころであり、初心かわな倫のエロさや無自覚な天然煽りなど、ふたりのギャップ萌が最高な本作。スピン元の牧の異常なほどの執着が大好きで、巡にもその片鱗が見え、これからのふたりに期待大。倫のこれまで流されるまま生きてきたけれど、巡のことはそのままにせず能動的に動く姿がよかった。巡の父親にこれだけしっかり話せるのだから(よく知らないからでもあるけれど)、自分の親にも対峙できるはず。恭吾や倫の父親など、話が展開するけども薄く、また心情描写も薄く感じたのでそこは惜しかったですが、続巻で回収されるだろうと期待して待ってます。
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次巻が楽しみです!!2024年3月3日『運命』というだけではなくて恋もしたからこそ10年も引き摺ってしまったんだな…と。そんな遊真の相手がβというのが、上手いですよね。誉はαも放っとかないよなと思う美人さんで、ジェンダーレスな色気もあって。明るいのに、偶にみせるこれまでの経験や想いが切なくて。心情描写が見事で、きゅっと心掴まれます。傷の舐め合いではじまったけど、居心地のよい甘い雰囲気がすでにあって、恋のはじまりを感じさせるほど。苦しく辛い想いをしたからこそ、どうかふたりでしあわせになってほしい。βの父親とうまくいかず運命の相手と再婚した母親のしあわせそうな姿を見て育って憧れた遊真、だからこそαとβでの愛を貫いてもらいたい。次巻も期待しています。
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なかなかの生っぽさにどきどき…2024年1月28日まったくネタバレなしに挑んだので、ふたりの職業になるほど!わー!と、うなずきびっくりしながら拝読。職業に根付いた強引な展開、ゴリゴリの当て馬に対しての新田の心情描写と合わせたストーリー構成に唸ります。ふたりの性格や掛け合いはコメディ要素をはさみつつ、ハラハラさせられたりエロの生っぽさが素敵だったり。ニッチな趣味は共有できる人を見つけるとなかなか手放せないのわかるなあ。じっくりと新田の心情を追えてからの待望のシーン、最高です。アングルや仕草、こういうとこ描いてるの良い…てとこが盛り沢山で本当に最高。充分最高なんですが、R18版ぜひ出してほしい!今後の続巻も楽しみです。
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好き…もっと読みたい2024年1月10日無口だけど素直で日向ぼっこ好きなゲンがすごく好きでした。好きが溢れてる実花との相性ばっちり。ゲンが恋して音が変われどキャラは変わらずに、ゲンという人格の延長線上という感じで、ふたりがイチャついても違和感なく自然に感じられる。イヴとアダムというバンドの好敵手でありGt.とVo.である設定も所々に生かされているし、キャラに合った言葉まわしや表現も良い。何が好きかわからなくてたくさん買ってしまうやつ、好きです。トラの謎理論、イイよ、真理ですよね…。音に乗せてぶつける感情、最高。電子描き下ろしを読んでから、読み返すと名前のくだりがまた味わいが変わってくる。ここは本編入れたかったけど、ページ数でカットしたのかな…?もっと読みたい推せるふたりです。
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繊細な言葉たちがきらきら瞬くよう2023年12月21日小説家と小説家志望のふたりのお話で阿賀直己先生の繊細な言葉たちと、央川みはら先生の絵のタッチがすごくよく馴染んでいます。ワンシーンだけの登場人物でも、どんな人物かわかるような、生き生きとしていて原作と作画が分かれているとは思えない一体感に愛情が伝わってくる。匡平が自分の孤独も鷹生の孤独も、そして姉の孤独もちゃんと見えていて、書くことに繋がっていくシーンも、匡平と過ごすことで自然と表情や感情が和らいで鷹生の書く活力となったシーンもとてもよく、作品を書くことは身を削るものだなと改めて痛感しました。匡平の真っ直ぐで健気なところもポワポワしてた鷹生がだんだん人間っぽく感情を出していくところも萌える。読み応えありました。
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ベストカップルすぎる…♡2023年11月22日ストイックで強気なツンデレ美人の小野寺がどタイプすぎて…楽しみにしていた恋人編。ひねくれ小野寺くんのひねくれ部分は主に初恋の相手に対して出ていたので、ひねくれ拗らせな小野寺くんとふたりのなれ初めを読むにはかりそめ〜からのシリーズ読みがおすすめです。彼氏力高くて小野寺のことをしっかり理解している育ちの良いイケメンな田辺と自己が確立しててそのための努力を惜しまないストイックな小野寺の強強カップルすてきです。小野寺があれだけ激励してそのあとすぐに…など、小野寺姉へ物申したいことは諸々あるのですが、小野寺のメンタルの強さとブレなさ、田辺の傾聴力で事なきを得て、うん、ベストカップルだねと再確認。修正も甘くてありがたいです。
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続編楽しみです!!2023年9月30日社内でライバル関係のふたりがプラベで意気投合する…というBLであるあるな展開なんですが、キャラが魅力的でテンポよく読ませてくれました。とくに和泉は千堂に対して敵対心もって接するところはやけに子供っぽいけども、そこを除くと尊敬できるところが多く、人が出がちな対面シーンも嫌な言葉が全然出てこないどころかなんとかうまく切り抜けようとするところに好感を持てる。和泉も千堂もお互いに惹かれてくポイントがそのままの自分を肯定してくれるところが自然に描かれていて、クールな千堂の表情もしっかり画で描き分けてくれています。和泉の千堂の前でころころ変わる表情がかわいく、ベッドの上での色っぽさはたまりません!!続編が決まったとのことうれしいです、楽しみにしてます。
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タイトルどおりのメッセージが素敵2023年9月18日人は愛を食べて生きている、愛を食べて人になっていく…タイトルどおりのメッセージがとても素敵で心に沁みました。曽祖母の言葉に感銘を受けて、大事にしているカナメ。このエピソードだけでもカナメの人柄が伝わってきます。対するイオリですが、冒頭のチャラいキャラからカナメに元気がないと献身的に尽くす様まで、育った環境と真面目な性格を知るとなるほどと思います、切ない。下巻同時収録のスピンオフを含めて、大筋のストーリーはすてきで最高でした!いろは先生の身体の線の描き方好きです、エロい。近未来SFとか好きなのですが、ちょっと設定でモヤつきもあり…。旧式習得からプロジェクト貢献への道筋が謎で、旧式で採取された素材での受精卵が生存率高くなるとかそういう感じかなと勝手に補完して読んだりしました。イオリたちの立場を救済するようなお話であったのは良かったです。
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リバの良さが詰まってるしそれだけじゃない2023年9月9日同軸リバに目がない私ですが、やっぱりリバといえばこのシリーズを思い浮かべます。もともとネコをしてたゲイの敬太の心境の変化から、ノンケの智史がネコをやる流れでリバップルになるため、ゲイ・ノンケの葛藤や心情描写も丁寧に描かれています。どちらがネコをやるかでえちの雰囲気が変わるリバならではの要素はもちろん、えちを通して深まる愛情と絆にきゅんとします。また、当然なのですが敬太が智史を智史が敬太を受け入れる過程でゆっくり身体を開いていき、それに伴って心の準備もしていく様子が素敵で、リアルに寄っていてよかったです。したくなってもすぐにできないっていうのも。ふたりがお互いをすごく大事にしていて、好きがたくさん伝わってくるお話です。
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傑作2023年9月5日映像よりも漫画で読むのを強くおすすめしたいお話。表情の機微が丁寧で文字よりもダイレクトに気持ちが伝わってくるし、志や執念などで顔付きが変わる表現も巧く、1人の生涯の変遷や老いた顔にその人の人生が表われていて、これは漫画でしか受け取れない。この男女逆転大奥を違和感なく読み込ませる作者さんの技量、創り込みに感動。歴史や偉人っていろんな見方ができるものですね。大奥の初めから終わりまでのストーリーなので、当然にたくさんの別れがあるのですが、切なくて悲しかったり、惜しかったり、清々したり、美しかったり…とあらゆる感情にさせられました。心に残るシーンばかりの本作ですが、独自の疫病"赤面疱瘡"克服に絡む青沼や源内、繋いでいく黒木らのストーリーは圧巻でした。大奥の終わりのラストまで、決して弛むことなく面白く、痺れます。
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ばら色の研究と花喰らふきみ【おまけ漫画付きコミックシーモア限定版】
それぞれのキャラに愛らしさがある2023年8月29日朝とミーチャの前身となる短編があると聞き、読みましたが、それぞれのキャラにほんのりお茶目だったりかわいらしいところがあったりして、愛らしさを描くのが上手い作者さんなんだな〜と感じました。表題作の「ばら色の研究と花喰らふきみ」、作者さんの作風や絵と題材がマッチしてて、ふたりのやり取りが面白い。耽美っぽさがありつつ読みやすい。黒江さん、ナイスアシスト。「先天性WILD!」BLあるあるな設定も、攻めの行動と心理描写が妙に馴染んでいる。「so Happy?」受けの勘違いからでしたが、うまくいくようにしか見えないお似合い感です。「朝とミーチャ」出会いをそれぞれの視点で、6年後のふたりも読めてうれしい。信頼し合った相互依存な関係の原点。 -
遠吠えがかわいすぎる〜!2023年8月24日いつまでも初々しくわかりやすいが過ぎる志狼がかわいく、クールで色っぽい黒兎にきゅんとさせられる本作。「オオカミくんははなさない」から「サラブレッドはゆるがない」のafterstoryの合間のお話が読めて満足。志狼の支配にならないようがんばっている姿は応援したくなるし、相変わらず黒兎に関して情けないところのある志狼の、その独占欲や支配欲を無理なく受け止め、情けないところもかわいいと感じる黒兎にはぐっときます。志狼が暴走しても、なあなあにせずにしっかり問いただす黒兎に今後も安泰だなあと思わずにはいられない。玖狼もかわいすぎて、孫ばかな志狼の両親が微笑ましく、ほっこりします。
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理想的なふたりの色香…2023年6月18日理央がはじめかなり強引でしたが、瀬名の状態が不可抗力とはいえ紛らわしく…その後、瀬名自身に惹かれ恋に落ちていく様はとても良かったです。そしてふたりの受け攻めとしての色香が本当に理想的!これにはかなりやられました。画で表情でセリフで、余すことなく表現されてます。1巻では理央の成長メインに、2巻では溺愛系と化した理央と天然な絢斗とで、絢斗の成長もしっかり感じられました。夢野くんもほんといい人、いい当て馬でした。ピアスバチバチ筋肉ゴリラには笑いました。ほんとそう…と、言い得てると思うのに格好良さも両立してるのはなぜなのか。ふたりのお話がこれからも読めるなんてうれしすぎます、待ってます。
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真っ当に当たり前の感情が描かれている2023年6月16日オメガバースという題材でも早寝電灯先生の温かく優しい…そして好きがしっかり伝わってくるお話でした。性衝動がαΩの関係性のなかで、誘発・誘引されるということを恥ずかしい、みじめだと…当たり前の感情だと思うのですが、そのことをここまで真っ当に描いてきたオメガバースってあるのかな、と思いました。このポイントだけで読み応えのある作品です。それぞれ高校生のときに、白根は恋情とまでは行かないけれど特別に想うエピソードが素敵で、好きと気づいたあとすぐの車のシーンはどきどきしました。αΩの身体共鳴もお互いへの尊重で52ヘルツの共振となれる。マウスピースをしてのキスのエロさも意外性があって最高です。
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安定のおもしろさとしたたかで努力するΩ2023年4月9日処女と童貞をうたうアイドルグループ、もうそれだけでも面白いです。真面目に純潔を守ってます。優波は理想のΩを演じるしたたかなΩですが、そのための努力は怠らず、ファンへの気持ちもアイドルとして申し分ない。そんな優波からしたら蘭の加入やアイドルへの向き合い方は、αとしての元々のスペックでこなしているようなもので、それなのに人気があるというのは気に入らないのもわかる…。そんな相性の悪いふたりが、性欲と知ってしまった気持ちよさの前では塵のような理性となって猿化してしまう、クールな蘭もおかしな発言連発でした。やっと手に入れた立場も簡単に揺らいでしまうΩ性の脆さ弱さは辛い…その裏で明らかになる雄大の本性…最後まで笑いを忘れない先生の作風で本当に楽しく読めました。ちょっと萌えやきゅんが足りなく感じられたのが惜しいところです。
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きゅんとしまくりなお話でしたっ!!2023年3月31日39歳のまだまだいけるかっこよさとおじさんの狭間のいい塩梅な雀さんの雀ぬいぐるみと着ぐるみパジャマ姿がもうかわいくてかわいくて…。中身も仕事しっかりこなすいい上司感と、表情のかわいさ、きゅんきゅんでした。慶司の人となりも相手を尊重しながらぐいぐい押す感じも、好きが見えるので安心して読めました、なんといっても顔がいい、スタイルもいい。すてきなふたりでそれだけでも読めましたが、田中くんというスパイスからの展開が、ドキッとしつつ。上司と部下として築いてきたこれまでの関係と、その間に積み重なった好きが支えてくれて、雀さんの気持ちを繋いでくれましたね。今後まだ読めるなら、無自覚な田中くんの成長が見られることを期待します。
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第二性も最上の一部でしかない2023年2月28日第二性もゲイであることも最上のほんの一部でしかないな…と感じられるくらいデカい男…最上がほんとに男前です。少年漫画系の主人公キャラかなと思うくらい、熱いとこもある、節々に言葉の強さとメッセージ性が感じられました。対する支倉は最上に対する特別感がしっかり感じられつつ、弱さやdomとしての葛藤を持ち、お互いの良さを出し合ってくれるキャラで、2巻で自分のコンプレックスに向き合えたのでこれから一皮むけてさらにかっこよくなりそう。ちょっと出来過ぎなシーンもありましたが、明るくてメッセージ性もあって読了感も爽快でした。周りの登場人物もすてきです。
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ワンコというより躾け甲斐のある犬攻め2作2023年2月26日ワンコという煽りだと多少ミスマッチかな…と感じる、犬は犬でも番犬的な強めな犬属性攻めの2作品。秋月の高校からのストレートな気持ちに当てられて、島崎が簡単にほだされつつ自分の大学での生活のあり様と葛藤するのですが、そのあたりもうちょっと秋月へ向けての気持ちの揺れが見たかったところ。秋月のまったく諦めつかなそうなのに引こうとするところがすてきです。2作目は表題作のスピンオフという流れで読みやすく、そしてアラサーになった世田の色気が最高。生意気で強気な湘吾が、待ての状態ですっかり尽くしてしまっている姿がかわいい。その一言を待ってた世田もかわいいな〜。友達として島崎と世田に付き合いがある関係性も萌えました。ホイップちゃんのお話も今度読んでみようと思います。
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手を離すことなく2023年2月17日嫌われた態度をとられても、トラブルがあっても、自己肯定感の低さゆえに気持ちが受け止められなくなっても、常に手を離さず行動力を発揮する晴斗に救われる雅。本人でさえ気づいていない救いを求める手が見えているように、愛情深く世話を焼く晴斗に感嘆しました。雅の懐いてからの表情のわかりやすい感じが、意地っ張りでツンとしてるのと相まって最高にかわいい。弟との対面も自己を振り返るきっかけになっていて、雅の気持ちの切替にうまくつながっていました。設定は王道ですが、ストーリーは丁寧でふたりのルーツ、背景も納得できるものがあり、人物はもちろん背景まで細部に渡り描き込まれていて、とても読み応えあります。目は口ほどに物を言うといいますが、特に目で感情を描写されていて、引き込まれました。続巻の単行本化、心待ちにしています。
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