リブート
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リブート

いちかわ壱

拗らせすぎ両片想い

ネタバレ
2023年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ リセット→リセット番外編(新刊)→リブート上下巻(新刊)
本編「リセット」がかなりモヤモヤした終わり方だったので、「リブート」でついに決着つくかと勇んで読みました。番外編にリセットとリブートの間を繋ぐ話も収録されてます。いったん「リセット」したあと、蒼くんは大学生になり、冬真と槇は高校3年生で受験勉強も真剣にする時期となってます。びっくりしたのは槇が冬真に既に告白してフラれてて、それでも良い友達でいること。槇、なんて良い奴なんだ。。蒼くんと冬真は通い始めた塾で先生と生徒として再会。さらにもうひとり水無瀬さんというちょっかい出して引っかき回す蒼くんの大学の友達も出てきます。とにかくふたりとも拗らせすぎて、両片思いならもっと切なくてどうしようもない理由がほしいのに、ふたりとも気持ちを素直に伝えられないだけなので、あまりそれが伝わってこなかった〜。ページ数かなりの部分あまりストーリー進まず、ぐるぐる堂々巡り、連載で追ってた方はやきもきしただろうな〜。私は一気に単行本で読めてよかったです。

槇が良い人(すぎ)なのと、作品本編終わってもその後のエピソードとしてかなり長く仲良しイチャイチャ、さらに未来のふたりの姿も見られたので星4。
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