Don't Worry Mama
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Don't Worry Mama

木原音瀬/志水ゆき

これが木原作品…強烈なインパクトでした

ネタバレ
2023年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画に小説に…短いながらも濃いBLの中でもう何冊読み漁ったか分かりませんが、いつまでも「初」というものあるものですね。唯一とも言える地雷を踏み抜かれ、強烈な木原作品デビューという記念すべき作品となりました。どの作品も評価が高く前々から興味のあった作家さんですが、「辛い・苦しい描写が多く、読後何日も引きずる」と聞いていたので、何冊も所持しながら読めずにいました。でもこちらのシリーズは「面白い」とのレビューを見て初トライしてみたんです。読み始めたら本当に面白くてのめり込んで、気づいたら4分の1が過ぎていて…でも「あれ?全然受けが登場しないよ?」と疑問に思うと同時に恐ろしい予感が湧いてきて、慌てて詳しくレビューを確認して愕然としました。私は、リアルでもデ◯がダメで…だけど漫画も小説もある意味イメージが大切なので、基本出てこないし、ギリぽっちゃりキャラがいるなら大体はあらすじや表紙を見れば分かるから、当然避けられるので今までは地雷と意識していなかったんです。だからぶち込まれた時は本気でリタイアしようかと思いました。申し訳ないけど「これがダメなら、他の詰み本も全て読まずに終わるかも」と追い込まれたのですが、頑張って読んで諦めなくて良かったです(涙)再会の場面では、あり得ない変貌ぶりに「いやいや…ないでしょう」と、最初の衝撃で180度振られ、また180度振られ…元に戻ったような戻ってはいないような不思議な感覚がしました。鮮烈すぎる木原作品デビューとなり、先生のカラーというか雰囲気はよく分かった気がします。シリーズ2作品も楽しみです。
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