このレビューはネタバレを含みます▼
朝田先生の作品は初めて読んだんですが、かなりツボにはまりました!裏社会で生きてきた天才ハッカーである“まーくん“と平凡な大学生・仁。偶然、車のトランクで拘束されていたまーくんを発見したことをきっかけに家に上がり込まれ生活ペースを乱されまくり、怖い思いをするところからのスタート。まーくんが勝手に居候する日々が続いていくと意外にも2人のウマが合い、一緒にいることが自然になっていくところが良い。でもまーくんは裏社会で生きてきた人間なので平穏な日々が続くことはなく、元相方である男が現れます。ストーリー展開が読めない作品で終始わくわくしながらラストまで惹きつけられました。下巻で仁が燃えさかる火の中で、まーくんに告白するシーンは今まで読んだBL作品の中でも上位にはいるくらい好きな告白シーンです。あの構図はずるい…!エロはほぼない(本番もなし)ですが逆に良いなと思いました。序盤は得体のしれないまーくんに迫られてる描写が良かったです!怯えてる受けが好きな方におすすめなシーンです(笑)