きみが好きだった
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きみが好きだった

凪良ゆう/宝井理人

小説 同級生もの

2023年4月18日
凪良さん好きで作者買いです。本作は高校生のタカラが主人公で、従兄弟の諏訪と、先輩真山の話。凪良さん同級生モノ多い印象、本作はまさにって感じ。真面目タカラと、飄々とした遊び人諏訪、寂しげ美人真山。この3人が高校一時期を一緒に過ごし、社会人になって再会し、というね。面白かったけど、他の凪良さんの作品のようにグイグイ引き込まれる感じがなく、子供の名前を別れた旦那の苗字にするとか、保育園のお遊戯会のくだりとか違和感あったのと、タカラはなぜ高校の初恋をこんなにもこじらせてるのかなとか、真山の性格や人間性がイマイチ掴めなかったなとかモヤモヤが続いて、集中して読めなかった。面白かったけど。一番は挿絵かなあ、自分の頭に描く彼らと挿絵の彼らがあまりに違って、それのすり合わせが難しく、それでまた集中が削がれたかも。面白かったけど!
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