明日、シネマかすみ座で
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明日、シネマかすみ座で

本郷地下

良かった

ネタバレ
2023年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻171p、2巻153p.3巻169p。社会人になり一度は離れた地元に戻り下町の中で成長した幼なじみ等と交流しながら祖父の死後、かすみ座という小さな映画館を映写技師として継いだトワ。行き倒れで記憶を無くしトワに世話になりながら過去の映画作品に詳しいもぎりも一緒になってかすみ座で働いている。下町の小さな映画館というだけあってさまざま人と触れ合いながら優しい話が進んでいく。映写機ひとつとっても部品からして淘汰されていってるのだな、それを守っている人たちがいるのだなぁ。決して優しいだけの話ではなかったけれどとても優しい気持ちになれるストーリーだった。
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