このレビューはネタバレを含みます▼
全く主人公に救いのない話に読んでると鬱々イライラしますが、続きが気になってしまうジレンマ(笑)そしてこの話の最大の謎が、主人公は何故婚約者を好きでいられるの…?です。これだけ蔑ろにされていて高感度0どころか憎まれてさえいて、異性としても人間としても何一つ尊敬できるところがない婚約者を好きでいられる主人公は何回もやり直ししてるんだから良い加減学んで、外の世界に目を向けるべきだと思うなぁ。全てを諦めているかのように感じるので、主人公が死ぬ未来に争っているのは分かるけども、幸せになるために生きているようには見えないんですよね。ただひたすら可哀想なので、もっと自分の幸せを掴み取るための気合というか気概があればいいんですが、いかんせん不幸が滲み出過ぎてて…姉を蔑ろにする糞男を好きになる妹も頭お花畑で意味が分からないし、それを許している周囲(婚約者の家も主人公の家も)も存分に頭おかしいので、こんなに恥を晒しといて本当にこの人たち貴族社会で生きてる人??どんな教育受けて生きてきたの??って疑問が止まりません。
面白いっちゃ面白いんですが、3巻の時点で鬱鬱展開が止まらないので、続きは追わないかなぁ〜