恋かもしれない
」のレビュー

恋かもしれない

波真田かもめ

ちゃんと恋でした

ネタバレ
2023年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ かもめ先生ワールド全開で楽しかったです。
彼氏にふられて小説のモデルの島の竹富島に飛んだ踊場さんと、そんな竹富島に偶然来ていた大学生の弥生君。踊場さんを自〇目的と勘違いして助ける出会いです。そしてセオリー通り東京で再会します笑
弥生君は踊場さんに惚れてグイグイおしてくるけど、なかなか靡いてくれない踊場さん。体の関係にもなるのに、なかなか難しい。もう人生に恋はいらないって決めた踊場さんと、恋はキラキラしたものだと思っている弥生君。本当に対照的でした。
2巻の途中くらいから踊場さんは絆されているんですけど、やはり過去の思いから踏み切れないんですよね。良くも悪くも真っ直ぐな弥生君だからこそ余計に踊場さんは不安定なんでしょう。
途中、弥生君に篠さんってお友達出来るんですけど、良い子でした。ヤバい奴かと思ってゴメン。
篠さんをバカにしてた学生達には地味に嫌な事が起こり続けますように。
そして踊場さんの憧れ木地先生。こちらもナイスキャラでございました。
巻の表紙のように少しずつ距離が縮まっていき、踊場さんは苦い過去を乗り越え、弥生君は恋はキレイなだけでは無いと知っていきます。最後に登場の元カレは…本当に最低。子供もおるんかい!怒
お仕事BLでもあり、不器用な恋のお話でもあります。末永くお幸せに。そして弥生君の謎の家着センス可愛い。
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