昭和の大女優





2013年4月21日
「女帝」が面白かったので引き続き読んでの感想です。
今ほど俳優の私生活がオープンでなかった昭和時代が舞台。現代の感覚で読むと古臭さが気になる。たとえば、「今だったら、この程度の演技(偽装結婚とかイメージ作り)ではSNSあたりで下衆な噂として、結局『真実』が広がってしまうなぁ。昔は大らかだったんだ」と思ったりする。女優の側も、ブログで私物やら育児やら商売のタネにしがちな時代だし。そして、古臭くても読み進めたくなる普遍的な何かがあるかといえば、基本ストーリーが「女帝」とほぼ同じ(出生の秘密、大切な人の死など)で既にお腹一杯。話数が全然違うにせよ、ヒロインがトップを目指す理由、周囲の人間に支持される理由も女帝の方が説得力がある。
面白いのは中盤までで、以降何度も投げ出しそうになりました。
今ほど俳優の私生活がオープンでなかった昭和時代が舞台。現代の感覚で読むと古臭さが気になる。たとえば、「今だったら、この程度の演技(偽装結婚とかイメージ作り)ではSNSあたりで下衆な噂として、結局『真実』が広がってしまうなぁ。昔は大らかだったんだ」と思ったりする。女優の側も、ブログで私物やら育児やら商売のタネにしがちな時代だし。そして、古臭くても読み進めたくなる普遍的な何かがあるかといえば、基本ストーリーが「女帝」とほぼ同じ(出生の秘密、大切な人の死など)で既にお腹一杯。話数が全然違うにせよ、ヒロインがトップを目指す理由、周囲の人間に支持される理由も女帝の方が説得力がある。
面白いのは中盤までで、以降何度も投げ出しそうになりました。

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はむなぷとら さん
(女性/40代) 総レビュー数:81件