憂鬱な朝
」のレビュー

憂鬱な朝

日高ショーコ

長編だからこそ味わえるラストの感慨深さ。

2023年5月23日
正直6巻まではお家騒動メインでボーイズラブは薄かったものの、7、8巻ではそれに報いるような2人の気持ちの発露が見られました。やっと、やっーっと、2人の気持ちが寸分違わず伝わる様子にはもう感無量。特にベッド上の桂木さんの気高さの残る艶っぽさは、子爵じゃなくても目を奪われるよね。さすがの名作でございました。
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