神様の腕の中
」のレビュー

神様の腕の中

ねこ田米蔵

短編のような長編のような

2013年4月29日
ストーリー★3.0〜4.5,キャラ★4,
絵★5,H★4.5

この作品は、カトリックの学校が舞台になっています。全63話と長編かと思ったら、それぞれの話しで主人公が変わるので、短編集のような雰囲気で読めます。

個人的に、第5・7・9節が良かったです。
第5節は名家のお坊っちゃまメレディスと、付き人エッタの物語。おバカで失敗が多いエッタが一生懸命ご主人様を喜ばせようとしている姿が愛おしいです。
第7節は親友同士の物語。両思いなのに、ちょっとしたすれ違いで結ばれずにいる2人を、ハラハラしながら読みました!切なくて悲しくて愛おしい物語です。
第9節は大会社の御曹司同士の物語。勢力争いも話しに盛り込まれていて、このコミックの中では1番複雑なストーリーでした。最初はキャラクターを好きになれませんでしたが、徐々に引き込まれていきました!

宗教などもちらっと絡んでいて、設定を理解するのに少し時間がかかりましたが、一気に読んでしまうくらいハマった作品でした。さすがに63話一気読みは疲れました(笑)
いいねしたユーザ7人
レビューをシェアしよう!