このレビューはネタバレを含みます▼
前世で恋人から不妊の烙印を押されたまま亡くなったエマが異世界で特別な「胎」を持つと言われ二つの国の王から求められる。
だが白の王シャゼルと黒の王グレン、どちらと結ばれたとしても結局は彼女が産む「大陸統一の覇者となる者」が望まれているだけで彼女自身が愛されているわけではないという疑念は消えないのでは?性的引力のせいで恐らく彼らにもわからないだろうし。
エマは「次も女に生まれて私自身を求められて愛されたい」と願っていたのに気の毒すぎる。あの自己愛クズ瑛太と厚顔無恥な千波を見返す事も出来ないままだしなあ・・