完全回避ヒーラーの軌跡
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完全回避ヒーラーの軌跡

倭ヒナ/ぷにちゃん/匈歌ハトリ

朝起きたら下の名前呼び捨て

2023年5月31日
男女3人が異世界召喚。
ゲーム経験のあるヒーラー主人公はステータスを回避に全振りしてしまったため牢屋行き。
一緒に召喚された勇者と魔法使いの助けもあって一人で城を脱出、別行動へ。
冒頭はこんな感じです。
私は回避好きです。
当たらなければ、という赤いなんたらの言葉を借りるでも無く、時間さえかければ絶対負けないという理論でゲームでもよく「すばやさ」と「防御」を上げました。
そのため、序盤は面白く、さらに良く言えば何も考えず読み進めていました。
ハーレムも薄いし、良い人も多い。
ただ気になったのは距離の詰め方。
まぁ私がいい年だからなのかもだけど、一気に対人の距離詰まりますね。
なんつーか、一夜を共にした後の彼氏気取り、女房気取りみたいな、読んでて「お、おう(来るねグイグイ)」と思いました。
私が隠キャだからかもしれません。
まぁそれはある意味面白かったんですが(好意なので嫌いでも無い)、私のこの漫画の評価が厳しいところは没入感に欠けるところ。
回避は良かったんだけど、その分戦闘に緊迫感が無い。
ストーリーはしっかりあるんだけど良い人多いからメリハリに欠ける。
漫画の匙加減って難しいモノですね。
戦闘が派手過ぎても駄目だし悪人多くても無理がある。
また上記の距離感も読んでてずっと微妙に掴めないまま。
そのため私は3巻くらいから惰性になっちゃいました。
そんな感じでメインが回避だからか刺さらなかったですね。
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