このレビューはネタバレを含みます▼
GWのあった先月…時間もあるし、とついつい手を出してしまった八咫烏シリーズ。一ヶ月かかりましたが、ようやく『楽園の烏』(第二部一巻)まで読めました。すっかり虜です。キャラも、ストーリーも、最後の最後で語られることの顛末もクセになる!てか、クセになってる!!
きっかけは『主人を選ばない』のコミカライズで、一冊丸ごと無料試し読みでの雪哉の元気っ子の不憫さ(可愛い)と若宮の何考えてるか分からんキャラがどうしても気になっておりました。
GWなら時間も取れるし、どうせなら原作を一巻『単は似合わない』から読もうと思ったのですが…え、雪哉の登場そこだけ?からの『主人を選ばない』で、ちょっとズレてる若宮に振り回される雪哉の様をニコニコしながら追いかけるも、最後の最後で綺麗に、ひっくり返される私の期待。(1、2巻の題名の妙たるや!!)若干の「え〜なんでぇ!」感を味わうも、続刊『黄金の』のページをめくると、安定の若宮と雪哉のバディ感にウキウキしつつ、若宮に対する最初の頃とは全く違ってくるイメージや、最後の様子に不穏な空気も感じながら、『空棺の』最後で遺憾無く本領発揮される雪哉のキレ具合と今後約束される(だろう)活躍を予感してはワクワクし、『玉依姫』の読めない終着地点と、山内のこれからや八咫烏成分の少なさにゾクゾクし、『弥栄の』の前半でかなり消耗するも、後半のその後の展開に手に汗握り、『楽園の』での雪哉の歳の取り方にゾッとしつつも、立場的にそらそうなるわなぁ、と、こうなってしまった孤独感と、登場しない大好きな登場人物達を思うと、『追憶の烏』への期待を胸に、今すぐにでも読みたい衝動に駆られています。「や、でも今深夜だし…」と、明日の自分の為にちょっと気持ちを落ち着かせようとレビューをしてるのですが…いや、もう一回頭から読み直したい気もしてきた。。。とにかくヤバイ!中毒性の高い作品です♪
追記(6月中旬)
『追憶の烏』&『烏の緑羽』まで読みました。コレで既刊第二部の三冊読了です。
時間軸としては、『追憶』『緑羽(のラスト)』→『楽園の』となります。『楽園』で「?」だった登場人物が『緑羽』まだ読むと「もしや彼女が…⁈」となるし、これからの雪哉が心配でたまりません。
雪哉には、もっと自分を大切にしてほしい…姫宮の為に、自分<山内と選べるよう時間をかけて必要悪に仕立て上げる、なんて事はないですよね…