アンサー
」のレビュー

アンサー

Maria

パワーを吸い取られる漫画、読む日を選ぶ

2023年6月7日
私にとって漫画は、環境や体調、気分で入り込みが変わる。合わない時は良作でも全く頭に入らないし進まない。合ってる時は集中して奥の奥まで読み込んで、あっという間に終わってしまう。
Maria先生の作品は、とにかく圧が強い。弱ってる時には読めない。絵のタッチもだけど感情や言葉が殴ってくるから自分の状態で受け取り方が変わる。
うるさい、だまれ!って日もある。
今日は幸せな日だったから主人公、お爺ちゃん、担当、登場人物の感情や言葉がスッと入り込みすぎて何度もスマホを置いて目を閉じた。6巻なんて読み終えたときに涙を流していて、自分に「は?どした?」と思った。
気になったシーンを脳内で何度もスクショして、自分と照らし合わせて、自分は今幸せなんだなって確認する。
嫌なキャラが出てくるシーンはかなり気が滅入る。現実で似てる人達を知っているから。だけど、そういう人達が離れていって、質の良い人達がコマを埋めていくのを見ていたら、また泣けてくる。

仙人みたいな陶芸家の祖父、ピュア弟子、ハイスペ担当、クズ彼氏、全員イケメン。
調子の良い時は、自己肯定感の低い主人公にモヤモヤしたりもすると思う。
先生の作品はそのモヤモヤごと引力で引っ張る。一度ハマると一気読みしてしまう。

一昔前のマーガレットやクッキーで育った人も是非。日によっては台本を読んでるみたいな感覚にも陥ることもあるけどそれも癖になる。
クズ達の圧もかなり凄いので、やっぱり現実で疲れてる人は読めないかもしれない。
心身に余裕がある時に読んで。
いいねしたユーザ7人
レビューをシェアしよう!