ブサ猫に変えられた気弱令嬢ですが、最恐の軍人公爵に拾われて気絶寸前です【分冊版】(コミック)
オオトリ/岡達英茉/日下コウ
くぅ
さん
(女性/50代)
総レビュー数:151件
このレビューはネタバレを含みます▼
続きが気になったので原作を読んで来ました。あちらの後にコミックを改めて読み直すと、マリーとラインハルトの細やかな表情とコマ運びなど、原作の圧倒的に足りない描写を10倍も補って下さっている事がよく判りました。ますます惚れてしまう。まずはブサ猫マリーの愛らしさよ……。下から仰ぐ口蓋とお鼻のフォルムが可愛い。子どもっぽい原作挿絵には無いマリー父や叔母様やサイモンの年相応のキャラ容姿も、本人達の性格やら人生観を背負った人間味が溢れて素敵。惚れてしまうっ。(二回)マリーがぽちゃぽちゃ感控えめですが、ツンっと目尻が跳ねあがった切れ長目、しゅんっと伏せた時の表情には、深刻な諸事情が伺えるような説得力あり、好き。そして何といっても、大人っぽく無表情なラインハルトがブサ猫マリーに対して垣間見せる優しい蕩けるような眼差しっ。マリーにはこんなにも表情豊かでっ!!! 何だろう。この包容の破壊力。街に放り出された孤独な猫に傘を差し出す聖人がここにっ。このページとかあのページとかっ、息を飲んでしまうーっ惚れてしまうやろがーっっ!!!!(三回)うわーわわー。ごろごろ転がり悶絶してしまうーっ。 作画担当様、すごいっ、すごいです!! 続刊心待ちにしております。
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