このレビューはネタバレを含みます▼
完結したと聞き2巻まで読んでとても惹き込まれ、セールにもなっていたので全巻購入。もう一気読みしました。どのCPも魅力的で作者さんの引き出しの多さに驚きました。BL作品でこれほど長期に連載され、最後まで綺麗に完結した作品は珍しいのではと思います。メインCPの刈野と梓のくっつきそうでくっつかない様子はケンカップル、ツンデレ、まさに王道の人気CPだと思います。そんな2人が紆余曲折の末結ばれ、最後卒業式の様子とともに各キャラクターの気持ちが昇華されていく様子は、作品から私達読者も卒業なのだと思う虚しさ、寂しさ、喜び、色んな感情を揺さぶられました。ちなみに私が1番推していたのはレビューでも人気だった3巻の仙崎と巽です。彼らのエロさは異常(笑)巻末コメントで原作が終われば彼らのストーリーが描かれるとのことでしたがまだ描かれてないのかな?8巻で出てきた仙崎はやっぱりカッコいい(笑)何があってまた巽と復縁したのか?とても魅力的なCPだったので、ぜひこの2人のスピンオフを読みたいです!まだまだずっと彼らと閉鎖的な学園生活を送りたかったと思うほど、とても魅力的な作品でした。